手ぬぐい タペストリ 藤と鯉 伝統工芸 四季の雅オリジナル 春の花~藤鯉に水紋
手ぬぐい タペストリ 藤と鯉 伝統工芸 四季の雅オリジナル 春の花~藤鯉に水紋
詫び寂びの美しさ。伝統的工芸品
浪華本染め
オリジナル季節の花手ぬぐい 春の花
美の象徴とされる藤の花と、優美に泳ぐ美しい鯉を描いた手ぬぐいは、協和染晒工場と四季の雅が共同開発した一品です。
柔らかい風合いの生地は、飾るのはもちろん使い心地も良く、ちょっとした贈り物にも喜ばれます。
四季の雅のお飾りからインスピレーションされたデザインと、手ぬぐいならではの物語をのせた、四季の雅オリジナル季節の花手ぬぐい。
今回は、春の花をお届けいたします。
専用のタペストリー棒やスリム額に入れて、自分好みにアレンジして飾ることもできます。
四季の雅のお飾りと一緒に飾ると物語がさらに膨らみ、より一層お楽しみいただけます。
|初夏の空気をまとう、美しい藤の花と縁起の良い鯉モチーフのデザイン
▲専用タペストリー棒、専用額使用(額は近日発売予定)美しい色合いの紫と赤色が目を引く、初夏を思わせるさわやかな色合いに仕上げました。
鯉の湾曲したラインと、広がる水紋が、まるで動いて見えるかのようです。
静かな凛とした空気の中に、時折水音が聞こえるような、心落ち着くデザインとなっております。
✓高貴で美しい藤の花
藤の花は、5月の初旬に見ごろを迎え、降り注ぐようにたわわに咲き誇ります。
その様子から、日本では藤の花は女性の象徴の花とされ、美しい女性を藤の花にたとえる表現などが昔に詠まれた歌の中にもたくさん見られます。
また、平安時代に勢いのあった藤原氏の家紋にも用いられており、高貴なイメージもある花となっています。
✓古くから好まれてきた、縁起の良い鯉
鯉は、水の流れに逆らって滝登りをすることができるパワーと生命力を持ち合わせています。
日本では、その昔急流を鯉が昇りきり、その後龍の姿に変身して天高く昇っていったとされる伝説が広がりました。
鯉は努力した結果、龍という強い生き物に変身できた、縁起の良い魚として、昔から愛されてきたのです。
四季の雅委の5月のお飾りとも、鯉というテーマでつながっています。
▲四季の雅 5月のお飾り「端午の節句」✓静かにどこまでも広がる波紋
鯉が優雅に泳ぐことで生まれる、水の波紋。
水紋は、どこまでも無限に広がっていく様子から、末永く穏やかな暮らしが続くようにという願いがこめられ古くから愛されてきた文様です。
✓「四季の雅」オリジナルの可愛い印も
四季の雅オリジナルの印を、可愛らしい赤色で染めました。
オリジナル印は、四季の雅の“四”の漢字と、ロゴモチーフにも使われている梅の花を組み合わせています。
色を化粧箱の赤色と合わせることで、四季の雅の世界観を共有しています。
|伝統的工芸品 浪華本染めの美しさ際立つ、美しい色彩のぬくもり
今回訪れたのは、大阪府堺市毛穴町にある染工房「協和染晒工場」。もともと和晒(わざらし)と呼ばれる木綿生地の生産地だった場所に、浴衣・手ぬぐいの染色業者が集まり、「つぎぞめ(注染)」として発展を遂げた土地です。
また、大阪堺は注染発祥の地とも言われています。
2019年には「浪華本染め」という名称で国の伝統的工芸品に指定された、日本を代表する注染の産地です。繊細な柄や、鮮明な発色が、浪華本染めの特徴です。
✓染工房 協和染晒工場とのコラボレーション
創業から三代続く、堺市毛穴町に工房を構える協和染晒工場。入り口では色とりどりの布が風になびいている様子をうかがうことができます。
代々受け継がれてきた技術と伝統を守りつつ、他の工場では断ってしまうような細かな模様を染めたり、木綿以外の生地を染めたりと新しいことにも挑戦し続けている工房です。
✓こだわりのものづくり、手仕事に向き合い生まれる風合い
藤鯉に水紋の手ぬぐいは、美しい紫色と赤色を「ぼかし」と言われる技法を用いて染めることで、味わいある作品に仕上がりました。
特に鯉の赤色部分は、水色の線と重なることで線画濃い水色へと変化し、ひとつとして同じ色の出方のものがないものとなりました。
作業は、染める作業はもちろんのこと、型の制作から色の調合まで、熟練の職人がひとつひとつの工程を手作業で行います。
良いものをつくるためには、手間を惜しんではならないと、作品にじっくり向き合う姿からは、職人魂が感じられます。
人のからだ全体を使い、長い時間をかけて、ひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。
受け継がれてきた伝統と、手ぬぐいへの想いをのせたからこそ、仕上がった手ぬぐいの一つ一つにあたたかなぬくもりが宿ります。
✓ふんわりやわらかな和晒(わざらし)生地
「晒し」とは、木綿の染色前の工程のことで、天然の綿繊維の不純物や汚れを取り除く工程です。
高温の窯で長時間蒸らして不純物を取り除いてじっくり綺麗にした木綿生地のことを「和晒」と呼びます。
圧縮しないため、繊維がつぶれず、ふんわりと肌触りの良いやわらかい生地であるのが特徴です。
江戸時代から発展した技術で、浴衣や手ぬぐいとして昔から愛されていました。
特に、白地の手ぬぐいは染料に染まっていない部分が多いため、和晒のふんわりとした柔らかさをより感じていただけます。
和晒は余分なものを一切添加していないので、安心・安全と医療用のガーゼや三角巾にも用いられています。
|風合いが美しい注染(ちゅうせん)。職人が生み出す無限の色彩
「ドビン」と呼ばれるジョウロのような容器で布に色を注ぎ、糸そのものを染め上げていきます。
糸そのものを染めるからこそ、通気性が良く、拭きごたえのある手ぬぐいが出来上がります。
職人が色を見極めながら、何色もの色を混ぜ合わせてこの作品のために色出しを行います。
染料は空気に触れると微妙に色が濃くなるため、そういったことも見越して色の調合を行います。
色出しは、その時の気温や湿度によっても左右される、とても繊細なもの。長年の経験と感覚によって生み出された色はまさに職人技。一朝一夕で成せる技ではありません。
✓多色を注ぎ分けて染める、注染(ちゅうせん)の技法
デザイン通りの色味をつくるために、工房内にある染料を混ぜ合わせます。
ぴったりの色をつくるのはとても難しいですが、「現代の名工」と呼ばれる名匠が染め上げた色合いは、まさにデザイン画の色そのもの。
美しい色彩を生み出そうと追及する姿勢が感じられ、心打たれます。
そうして生み出された染料を、1色ずつじっくり手作業で注いでいきます。
注いだ時の色の重なりで、濃い色へと変化したり、ぼかしの技術を用いて注いだりすることで、注染ならではの味わい深い仕上がりになります。
✓表裏のない美しい仕上がり
丹念に注ぐことで、糸の芯まで染み込み、裏までしっかり染まります。
表裏のない仕上がりは、注染手ぬぐいの特徴のひとつ。どちらを表としても美しくご使用いただけます。
✓一つ一つ手作りの証。世界に一つだけの作品
注染で染めた手ぬぐいは、全く同じものというのがありません。一枚一枚風合いが微妙に異なる、味わい深い作品です。
同じ柄でも、その日の気候・気温・温度によっても発色が異なります。
注ぎ方で、にじみが出たり、色ムラが出たりと、表情が異なります。それも手仕事から生まれる注染手ぬぐいの証、まさに一期一会です。
にじみまでもが愛おしく感じます。
|アレンジして使いやすい。
絵画のような美しさを日常に取り込んで。
✓壁掛けやタペストリーとして
▲専用額、専用タペストリー棒使用(額は近日発売予定) ▲専用タペストリー棒使用額に入れて壁に立てかけても素敵。
タペストリーとして壁掛けで飾るのも、場所をとらずおすすめです。
四季の雅のお飾りとも相性抜群なので、一緒に飾るのも。
もちろん、お手持ちの置物や季節のお花と一緒に飾るのも素敵ですね。
白地の手ぬぐいは、どんなテイストのインテリアとも合わせやすく、大変人気があります。
▲専用タペストリー棒使用お好みの柄が見える位置や長さに折りたたんでタペストリー棒ではさめば、コンパクトに飾ることができます。
ちょっとしたスペースに飾れるので、手軽に壁掛けインテリアを楽しめます。
✓カバーにして藤や鯉の部分を大胆に見せて
ブックカバーとして本を包むのも。鯉の赤い部分を見せるか、藤の紫色を見せるかで雰囲気がガラッと異なります。
その他ティッシュボックスやフラワーベースをカバーリングしてインテリアとして楽しむこともできます。
✓お弁当を包んでランチタイムに癒しを
お弁当箱を包んで持ち運んだり、ランチタイムにはランチョンマットとして使ったり。
おいしいご飯を食べながら、綺麗な色合いの手ぬぐいに、癒されそうですね。
✓のれんとして空間をやわらかく仕切る
裏表がなく、どちらも表面として使用できるので、のれんとして使うのにもぴったり。
写真のように組み合わせると、藤の花の間から水紋が広がっていくような絵画を見ているようですね。
|使い始めのころの、ひと手間。
長くお楽しみいただくために。
✓使い始めはほつれて、フリンジになります
▲(左)使いはじめのほつれ (右)ほつれが止まるころ手ぬぐいの両端は、切りっぱなしにしています。縫い目がないぶん乾きが早く、汚れがたまらず衛生的で、日本の環境にも適しているためです。
使い始めはほつれるので、あわてずハサミなどで横糸をカットして、切り揃えてお使いください。ほどよいところでほつれにくくなり、端がフリンジ状になります。
✓コツは簡単。たっぷりの水で手洗い
洗う際は、たっぷりの水で手洗い。軽くシワを伸ばし日陰でつり干しするだけです。色移りしないよう、濡れたまま放置は避けましょう。
漂白剤の入った洗剤、漂白剤、アルカリ性の強い洗剤を使用すると、急激に色落ちしたり、生地が傷み破れることがあります。お湯を使うと、色落ちに繋がります。
✓最初のお洗濯は、色が多く出ます。
たっぷりの染料を使っておつくりするため、使い始めは余分な染料が落ちることがありますが、2~3度洗ううちに落ち着きますので、ご安心ください。その後も徐々に色は落ちますが、使い込むほど良い風合いになっていきます。
✓使いこんで変化する風合いを楽しみます
▲ (左)使用前の手ぬぐい7枚、(右)使用後の手ぬぐい7枚を重ねたもの。生地は糸が引っ張られた状態で織られています。使っていくうちに綿の繊維が元に戻ろうとするため、全体のサイズは短くなることもありますが、糸が膨らんだ状態になっていくため、写真のように柔らかな手触りと風合いに変化します。
|贈りものにもぴったり。
楽しくなるパッケージデザインです。
✓一枚一枚、おしゃれにお包みしています
パッケージは、柄が少しだけ透けて見えるおしゃれな半透明の封筒パッケージです。開ける前から少しワクワクします。
開封すると、四季の雅のロゴをデザインした、オリジナル手ぬぐい包みになっています。
✓手ぬぐい柄の、可愛いカード入り
▲ご購入いただいた柄と同じ柄のカードが1枚入っています。手ぬぐい柄が描かれた、栞サイズのカード。裏面には手ぬぐいをより楽しめる物語も。
集めて楽しんだり、栞としてブックマーカーにしたりしてお使いいただけます。
✓取扱いガイドつきで安心(英語翻訳対応)
四季の雅オリジナル手ぬぐいの特徴や、使い方の参考アイデアも記載していますので、手ぬぐいが初めての方も安心。
<商品サイズ>
<素材>
綿100%
<色>
藤鯉に水紋カラー(紫、赤、水色)
<生産>
日本製 浪華本染め
<個装サイズ>
<付属品>
四季の雅オリジナル手ぬぐいガイド
<お手入れ方法>
お洗濯の際は、たっぷりの水で手洗いし、日陰に干してください。
お湯や漂白剤入りの洗剤は使わないでください。色褪せを早めてしまう恐れがあります。
糸がほつれた場合は、引っ張らずにはさみでカットしてください。
<ご注意>
●サイズは概算です。
●手染めのため色落ちがあります。色褪せによる風合いの変化をお楽しみください。
●洗濯機を使用する際はネットに入れ、他の衣類と一緒にせず単体で洗ってください。
●濡れたまま放置しないでください。色移りの恐れがあります。
●乾燥機にはかけないでください。縮む恐れがあります。
●実際の商品の色にできるだけ近づけるよう撮影を行っておりますが、注染染めは、その日の天候・気温・湿度などによっても、同じ染料でも発色が異なるものです。全く同じものもありません。一枚一枚異なる表情も手工品の注染手ぬぐいの魅力としてお楽しみください。
●また、ご使用のモニターによって実際の明るさや色と多少異なって見える場合がございます。ご了承ください。
●商品の仕様・梱包は予告なく改良・変更になる場合がございます。予めご了承ください。