季節と伝統を、
感じて暮らす12ヵ月

四季の雅は日本の伝統や行事を手のひらサイズに表現した、12ヵ月のお飾り。
毎月お飾りを変えれば気分も一新。季節の移ろいをお楽しみいただけます。
絵付け・細工など手作業でおつくりしています。

暮らしを彩る
十二の雅

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  お飾りのお話し 空気が最も澄み渡る、月がとりわけ美しい季節。お月見は風流を楽しむ行事であり、秋の農作物の収穫を感謝する収穫祭でもありました。
  月でうさぎが餅をついていると言われるのは、模様がそう見えるからとか、豊穣の象徴であるとか、さまざまな説が。

  
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  お飾りのお話し 稲刈りが始まると、各地で収穫祭が行われ、収穫を感謝し、来年の豊作を祈ります。
  また畑仕事の節目の祝いは、米作りを乗り越えるための人々の知恵でもありました。
  日本の田園風景に欠かせなかった案山子（かかし）。作物を守り、神さまが宿るともされました。

  
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  お飾りのお話し 鮮やかな紅葉を眺める紅葉狩りは1200年前から存在します。
  紅葉狩りの「狩り」は、草花を鑑賞するという意味。
  平安時代の貴族たちは紅葉を求めて山や渓谷へ足を運びました。
  山が色づくこの季節に、七五三は行われます。

  
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  お飾りのお話し 吐く息が白くなるころ。寒さに身を震わせながらも、白銀の雪景色にうっとりとします。
  雪は月や花とともに風流の代表ととらえられていました。
  雪だるまは、江戸時代の後期には存在していたようです。
  当時の浮世絵画家が二段の雪だるまを描き残しています。

  
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  お飾りのお話し お正月は年神様を迎える日。
  お供え物を神さまと一緒にいただく特別な日です。新しい一年を健やかに過ごせるようにと願って。
  門松は、年神さまが無事に辿り着く目印に。
  獅子に頭をかまれると無病息災に過ごせるといいます。

  
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  お飾りのお話し 厳しい冬の寒さを乗り越え、新しい季節を迎えるために。
  人々は悪いものを鬼に見立て、それを追い払うことで無病息災を祈り、魔滅のためにマメをまきました。
  青鬼は怒りを、赤鬼は貪欲を表すそうです。
  

  
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  お飾りのお話し 三月三日は上巳の節供。桃の節句とも呼ばれます。お人形に想いを託し、成長と幸せを願います。
  かつて、雛人形には厄災を人に変わって引き受ける役割がありました。穢れや災いを祓う意を込め、 雛人形を川や海に流す慣習もあるようです。

  
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  お飾りのお話し 美しい桜を眺めて宴を楽しむお花見文化は、日本ならではの行事だとか。
  かつては、貴族の間では花を愛でる行事、農民たちは豊作祈願の神事として行いました。
  桜には田の神さまが宿ると信じられていたからです。花を愛でる心は、今も昔も変わらずに。

  
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  お飾りのお話し 苗色が広がる頃、鯉のぼりが姿を現します。端午の節句が男児の行事として広まったのは江戸時代から。
  世継ぎの成長を祈り、一族の繁栄を願いました。吹き流しは、龍から鯉を守るために。
  兜飾りは、子どもを邪から守る意味が込められています。

  
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  お飾りのお話し 紫陽花が美しく咲き誇る梅雨の頃。梅雨という名の由来はたくさん存在します。
  梅が熟す時期に降る雨だから梅雨と呼ぶようになったとか、雨の「露」と結びつけて「梅雨」になったとか。
  明日天気になあれと、てるてる坊主を作ります。

  
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  お飾りのお話し 七夕は中国由来の七夕伝説と、日本の「たなばたつめ」という神事が習合したもの。
  私たちがよく知る織姫と彦星の物語と、秋の豊作を願って神に着物をささげる神事が混じり合い、現在の七夕の文化が作られました。天までまっすぐ祈りが届きますように。

  
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  お飾りのお話し 蝉の合唱が聞こえてくるころ、あちこちで朝顔が花開きます。
  朝顔は古くから人々の美意識を刺激してきました。8月といえばお盆の時期。祖霊をもてなし、また送り出す、先祖供養の行事です。
  「蚊取り線香のいいにおい」色褪せない、夏の香りの心覚え。

  

四季の雅は、手のひらサイズの世界にたくさんの伝統を集結。
何百年も前に考え出された知恵や、伝統の手しごとが見事に調和。
小さなお飾りに歴史のロマンとゆかしさを覚えます。

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  ちりめん細工は、江戸時代から始まった300年史のクラフト。日本女性の手によって生まれ、愛情をもって縫い繋がれてきました。
  日本土産としても人気の高い京ちりめんが、素材感と色柄合わせで飾りを引き立て、手しごとの温もりを感じさせます。
  
  金散らし模様や友禅柄・伝統柄を取り入れ、細部に着物を連想させる華やかさ。日本文化の歴史的蓄積ある京都を舞台におつくりしています。

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  インパクトある藍色とまるいお月さまが美しい月見うさぎ。
  可愛いらしいうさぎが月明かりの中を飛び跳ねる上品な絵柄は、縁起が良いとされ時代を越えて愛されてきました。
  中でも贅沢な3色づかいの小さな絵皿は、昨今では珍しいもの。
  何度も焼きあげて、雰囲気ある風合いが完成します。
  四季の雅のために、古典的な絵柄を今回特別に復刻しました。

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  「音が鳴る」ことから「実がなる・事が成る」ともされ、縁起物としても人気がある小鼓は、歌舞伎音楽や能楽に使われる日本の伝統的な和楽器。 劇中の演奏やお囃子（はやし）のあの掛け声も、おなじみの場面でしょう。ひな祭り「五人囃子」でも有名です。
  
  その小鼓を、日本人形の抱える道具として、職人がひとつひとつ小さく手づくり。
  歌舞伎などの一場面をかたどった日本人形は、国内外で高い評価を得ています。

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  日本人と竹素材の関わりの歴史は古く、竹取物語に知られるように生活や文化に根差した素材です。「松竹梅」といわれ、縁起ものにも用いられます。
  
  竹素材は、四季の雅の大切な引き立て役。竹編み職人を原点にした専門技術で、和文化を支えます。
  細やかな骨組みに、美しい網目、希少性の高い黒竹も使用。天然ならではの何物にも替え難い風合いと存在感が、世界観を引き締めています。

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  ちりめん細工は、江戸時代から始まった300年史のクラフト。日本女性の手によって生まれ、愛情をもって縫い繋がれてきました。
  日本土産としても人気の高い京ちりめんが、素材感と色柄合わせで飾りを引き立て、手しごとの温もりを感じさせます。
  金散らし模様や友禅柄・伝統柄を取り入れ、細部に着物を連想させる華やかさ。日本文化の歴史的蓄積ある京都を舞台におつくりしています。

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  インパクトある藍色とまるいお月さまが美しい月見うさぎ。
  可愛いらしいうさぎが月明かりの中を飛び跳ねる上品な絵柄は、縁起が良いとされ時代を越えて愛されてきました。
  中でも贅沢な3色づかいの小さな絵皿は、昨今では珍しいもの。
  何度も焼きあげて、雰囲気ある風合いが完成します。
  四季の雅のために、古典的な絵柄を今回特別に復刻しました。

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  「音が鳴る」ことから「実がなる・事が成る」ともされ、縁起物としても人気がある小鼓は、歌舞伎音楽や能楽に使われる日本の伝統的な和楽器。
  劇中の演奏やお囃子（はやし）のあの掛け声も、おなじみの場面でしょう。ひな祭り「五人囃子」でも有名です。
  その小鼓を、日本人形の抱える道具として、職人がひとつひとつ小さく手づくり。
  歌舞伎などの一場面をかたどった日本人形は、国内外で高い評価を得ています。

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  日本人と竹素材の関わりの歴史は古く、竹取物語に知られるように生活や文化に根差した素材です。「松竹梅」といわれ、縁起ものにも用いられます。
  竹素材は、四季の雅の大切な引き立て役。竹編み職人を原点にした専門技術で、和文化を支えます。
  細やかな骨組みに、美しい網目、希少性の高い黒竹も使用。天然ならではの何物にも替え難い風合いと存在感が、世界観を引き締めています。

毎月のお飾りにまつわる場所や地域のならわしを、季節にあわせてご紹介。
浮かぶ光景はどこか懐かしく、訪れて見てみたい、ふるさとを想い語り合いたい、
もっと知りたい、そんな気持ちを深めてくれるでしょう。

ぜひ、お飾りとあわせてお楽しみください。

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