手ぬぐい タペストリ 桜うさぎ 伝統工芸 四季の雅 4 月のお飾り柄 吉祥花見
手ぬぐい タペストリ 桜うさぎ 伝統工芸 四季の雅 4 月のお飾り柄 吉祥花見
現代の名工が染める。伝統的工芸品
浪華本染め オリジナル季節手ぬぐい
4月のお飾り柄
縁起の良い2色咲きの桜吹雪が舞う中お花見する二羽のうさぎたちを春にぴったりな優しい色合いで染め上げた手ぬぐい。協和染晒工場と四季の雅が共同開発した一品です。
柔らかい風合いの生地は、飾るのはもちろん使い心地も良く、ちょっとした贈り物にも喜ばれます。
四季の雅のお飾りモチーフと、手ぬぐいならではの物語を描いた、四季の雅オリジナルお飾り柄の手ぬぐい。
専用のタペストリー棒やスリム額に入れて、自分好みにアレンジして飾ることもできます。
四季の雅のお飾りと一緒に飾ると物語がさらに膨らみ、より一層お楽しみいただけます。
|四季の雅のお飾りから飛び出した、縁起の良い吉祥花見柄
▲専用タペストリー棒使用四季の雅の4月のお飾りの扇に描かれた、2色咲きの桜からインスピレーションを得た吉祥花見デザイン。
清らかな流水紋のほとりで、二羽のうさぎが源平桜の花吹雪の中お花見をしている、穏やかなひと時をデザインしました。
端から広がる赤い妻柄には、縁起の良い伝統柄がちりばめられており、どこを切り取っても縁起が良く、始まりの季節にはぴったりとなっております。
✓四月のお飾りの扇のアレンジ、源平咲き
四季の雅の扇の桜は、その縁起の良い2色咲きの桜をイメージして描いています。
満開の紅白の桜が、春の風に乗ってひらひらと、優雅に舞い踊っているかのようですね。
✓九月のお飾りから遊びに来た、二羽のうさぎ
うさぎは昔から縁起が良い動物と言われています。
ぴょんぴょんと跳ぶ姿が「跳躍」を意味し、新しいことが始まる春の季節にはぴったり。
また、繁殖力の高いうさぎは子孫繁栄を願っての縁起物とも言われており、植物たちの芽吹きがにぎやかな春ともイメージが重なります。
✓吉祥文様の代表、苦難や災厄を流し去る流水紋
水が流れる様子を描いた「流水紋」は、
昔から吉祥文様として好まれてきました。
流れ続ける水は、濁ることなく清らかで、厄を流してくれる魔除けの意味があります。
流水に桜が浮かぶ文様は「桜川文」とも呼ばれます。物事のはじまりが絶えず、おめでたいことが続くことを表します。
通常、流水紋は水色や青などの色で描かれることが多いですが、今回の手ぬぐいでは珍しい「半色(はしたいろ)」をイメージした美しい紫色で描きました。
穏やかで優雅な色で、「禁色」に当てはまらない誰でも身に着けられる紫色として人気のある色でした。
✓朱褄柄と縁起柄の合わせ技
褄とは、「端(つま)」の意で、着物の裾(すそ)の左右両端の部分を指します。無地の着物の褄部分に華やかな模様を入れることで、大変見栄えがしました。
同じように、扇の端にも華やかな色を使ったり柄を入れたりしたものは多く、お飾りの扇のように赤い模様が差しているものを「朱褄柄」とも呼びます。
手ぬぐいにも朱褄をイメージして赤い色をさすことで、より華やかで美しい印象に。
そこに四季の雅のロゴにも使われている、縁起のいい伝統柄を描きました。
・矢絣(やがすり):初詣での「破魔矢」と同様、不幸を取払い幸せを射抜くという意味があります。
・七宝(しっぽう):七つの宝。円の繋がりは縁の繋がりに由来し、無限の子孫繁栄や、人間関係の豊かさ、富貴の意味が込められています。
・麻の葉:麻の葉はまっすぐにぐんぐん成長していくことから、子供の健やかな成長の願いが込められています。魔よけの意味も。
・青海波(せいがいは):無限に広がる波の模様に、未来永劫へと続く幸せへの願い、平安な暮らしへの願いが込められています。
|伝統的工芸品 浪華本染めの美しさ際立つ、美しい色彩のぬくもり
今回訪れたのは、大阪府堺市毛穴町にある染工房「協和染晒工場」。もともと和晒(わざらし)と呼ばれる木綿生地の生産地だった場所に、浴衣・手ぬぐいの染色業者が集まり、「つぎぞめ(注染)」として発展を遂げた土地です。
また、大阪堺は注染発祥の地とも言われています。
2019年には「浪華本染め」という名称で国の伝統的工芸品に指定された、日本を代表する注染の産地です。繊細な柄や、鮮明な発色が、浪華本染めの特徴です。
✓染工房 協和染晒工場とのコラボレーション
創業から三代続く、堺市毛穴町に工房を構える協和染晒工場。入り口では色とりどりの布が風になびいている様子をうかがうことができます。
代々受け継がれてきた技術と伝統を守りつつ、他の工場では断ってしまうような細かな模様を染めたり、木綿以外の生地を染めたりと新しいことにも挑戦し続けている工房です。
✓こだわりのものづくり、手仕事に向き合い生まれる風合い
吉祥花見の手ぬぐいは、同じ桃色でも濃淡をつけた2色の桜や、美しい紫色で描かれた流水紋を、ふんわり美しく染め上げることができました。
朱褄部分の赤色も、こだわりの2色の桜や流水紋の色となじむよう、絶妙なバランスで仕上げております。
作業は、染める作業はもちろんのこと、型の制作から色の調合まで、熟練の職人がひとつひとつの工程を手作業で行います。
良いものをつくるためには、手間を惜しんではならないと、作品にじっくり向き合う姿からは、職人魂が感じられます。
人のからだ全体を使い、長い時間をかけて、ひとつひとつ丁寧に仕上げていきます。
受け継がれてきた伝統と、手ぬぐいへの想いをのせたからこそ、仕上がった手ぬぐいの一つ一つにあたたかなぬくもりが宿ります。
✓ふんわりやわらかな和晒(わざらし)生地
「晒し」とは、木綿の染色前の工程のことで、天然の綿繊維の不純物や汚れを取り除く工程です。
高温の窯で長時間蒸らして不純物を取り除いてじっくり綺麗にした木綿生地のことを「和晒」と呼びます。
圧縮しないため、繊維がつぶれず、ふんわりと肌触りの良いやわらかい生地であるのが特徴です。
江戸時代から発展した技術で、浴衣や手ぬぐいとして昔から愛されていました。
特に、白地の手ぬぐいは染料に染まっていない部分が多いため、和晒のふんわりとした柔らかさをより感じていただけます。
和晒は余分なものを一切添加していないので、安心・安全と医療用のガーゼや三角巾にも用いられています。
|風合いが美しい注染(ちゅうせん)。職人が生み出す無限の色彩
「ドビン」と呼ばれるジョウロのような容器で布に色を注ぎ、糸そのものを染め上げていきます。
糸そのものを染めるからこそ、通気性が良く、拭きごたえのある手ぬぐいが出来上がります。
職人が色を見極めながら、何色もの色を混ぜ合わせてこの作品のために色出しを行います。
染料は空気に触れると微妙に色が濃くなるため、そういったことも見越して色の調合を行います。
色出しは、その時の気温や湿度によっても左右される、とても繊細なもの。長年の経験と感覚によって生み出された色はまさに職人技。一朝一夕で成せる技ではありません。
✓多色を注ぎ分けて染める、注染(ちゅうせん)の技法
デザイン通りの色味をつくるために、工房内にある染料を混ぜ合わせます。
ぴったりの色をつくるのはとても難しいですが、「現代の名工」と呼ばれる名匠が染め上げた色合いは、まさにデザイン画の色そのもの。
美しい色彩を生み出そうと追及する姿勢が感じられ、心打たれます。
そうして生み出された染料を、1色ずつじっくり手作業で注いでいきます。
✓表裏のない美しい仕上がり
丹念に注ぐことで、糸の芯まで染み込み、裏までしっかり染まります。
表裏のない仕上がりは、注染手ぬぐいの特徴のひとつ。どちらを表としても美しくご使用いただけます。
✓一つ一つ手作りの証。世界に一つだけの作品
注染で染めた手ぬぐいは、全く同じものというのがありません。一枚一枚風合いが微妙に異なる、味わい深い作品です。
同じ柄でも、その日の気候・気温・温度によっても発色が異なります。
注ぎ方で、にじみが出たり、色ムラが出たりと、表情が異なります。それも手仕事から生まれる注染手ぬぐいの証、まさに一期一会です。
にじみまでもが愛おしく感じます。
|飾っても、使っても美しい。
アレンジを楽しんで。
裏表のない注染手ぬぐいは、どちらを表にしても美しいため、飾るだけではなくのれんとして使うのにもぴったり。
上の写真はあえて片方を反転させて使っているのですが、流水紋が左右に流れていく様子が美しいですね。
✓タペストリーや額に入れて春を呼び込む
▲専用額使用(近日発売予定)額に入れて立て掛けるだけでも素敵。
春らしい色合いがお部屋をパッと華やかに彩ります。
白地の手ぬぐいはインテリアにも合わせやすく、テイストを選ばないため多くの方に好まれます。
▲専用タペストリー棒・専用額使用(額は近日発売予定) ▲専用タペストリー棒使用タペストリー棒を使って飾るのはもちろん、飾る場所に合わせて長さを変えたり、好きな柄を見せたりとアレンジができます。
写真のようにうさぎさんをメインに飾ると、より可愛らしく映ります。
✓お弁当を包んで華やかなランチタイムに
華やかな多色使いなので、お弁当箱を包んだ際に、柄のどの部分が見えても綺麗ですね。
ランチタイムがさらに楽しくなりそう。
✓カバーリングとして衣替え
いつも持ち歩く本も、ブックカバーとして包むだけで春の装いに。
お気に入りの柄が見える位置で調整すれば、手に取るたびさらにわくわくしそう。
その他にもティッシュケースカバーとして使ったり、フラワーベースカバーにしたりとお部屋のアクセントにもなります。
手軽に新たな表情をあたえてくれます。
✓お飾りと合わせて物語を楽しむ
▲専用タペストリー棒使用。四季の雅 9月のお飾りと一緒に飾っています。四季の雅のお飾りとも相性抜群です。
他にも季節のお花と一緒に飾ったり、お手持ちの置物と飾ったり、自分だけの物語をお楽しみください。
|使い始めのころの、ひと手間。
長くお楽しみいただくために。
✓使い始めはほつれて、フリンジになります
▲(左)使いはじめのほつれ (右)ほつれが止まるころ手ぬぐいの両端は、切りっぱなしにしています。縫い目がないぶん乾きが早く、汚れがたまらず衛生的で、日本の環境にも適しているためです。
使い始めはほつれるので、あわてずハサミなどで横糸をカットして、切り揃えてお使いください。ほどよいところでほつれにくくなり、端がフリンジ状になります。
✓コツは簡単。たっぷりの水で手洗い
洗う際は、たっぷりの水で手洗い。軽くシワを伸ばし日陰でつり干しするだけです。色移りしないよう、濡れたまま放置は避けましょう。
漂白剤の入った洗剤、漂白剤、アルカリ性の強い洗剤を使用すると、急激に色落ちしたり、生地が傷み破れることがあります。お湯を使うと、色落ちに繋がります。
✓最初のお洗濯は、色が多く出ます。
たっぷりの染料を使っておつくりするため、使い始めは余分な染料が落ちることがありますが、2~3度洗ううちに落ち着きますので、ご安心ください。その後も徐々に色は落ちますが、使い込むほど良い風合いになっていきます。
✓使いこんで変化する風合いを楽しみます
▲ (左)使用前の手ぬぐい7枚、(右)使用後の手ぬぐい7枚を重ねたもの。生地は糸が引っ張られた状態で織られています。使っていくうちに綿の繊維が元に戻ろうとするため、全体のサイズは短くなることもありますが、糸が膨らんだ状態になっていくため、写真のように柔らかな手触りと風合いに変化します。
|贈りものにもぴったり。
楽しくなるパッケージデザインです。
✓一枚一枚、おしゃれにお包みしています
パッケージは、柄が少しだけ透けて見えるおしゃれな半透明の封筒パッケージです。開ける前から少しワクワクします。
開封すると、四季の雅のロゴをデザインした、オリジナル手ぬぐい包みになっています。
✓手ぬぐい柄の、可愛いカード入り
▲ご購入いただいた柄と同じ柄のカードが1枚入っています。手ぬぐい柄が描かれた、栞サイズのカード。裏面には手ぬぐいをより楽しめる物語も。
集めて楽しんだり、栞としてブックマーカーにしたりしてお使いいただけます。
✓取扱いガイドつきで安心(英語翻訳対応)
四季の雅オリジナル手ぬぐいの特徴や、使い方の参考アイデアも記載していますので、手ぬぐいが初めての方も安心。
<商品サイズ>
<素材>
綿100%
<色>
吉祥花見カラー (赤、薄桃、濃桃、紫)
<生産>
日本製 浪華本染め
<個装サイズ>
<付属品>
四季の雅オリジナル手ぬぐいガイド
<お手入れ方法>
お洗濯の際は、たっぷりの水で手洗いし、日陰に干してください。
お湯や漂白剤入りの洗剤は使わないでください。色褪せを早めてしまう恐れがあります。
糸がほつれた場合は、引っ張らずにはさみでカットしてください。
<ご注意>
●サイズは概算です。
●手染めのため色落ちがあります。色褪せによる風合いの変化をお楽しみください。
●洗濯機を使用する際はネットに入れ、他の衣類と一緒にせず単体で洗ってください。
●濡れたまま放置しないでください。色移りの恐れがあります。
●乾燥機にはかけないでください。縮む恐れがあります。
●実際の商品の色にできるだけ近づけるよう撮影を行っておりますが、注染染めは、その日の天候・気温・湿度などによっても、同じ染料でも発色が異なるものです。全く同じものもありません。一枚一枚異なる表情も手工品の注染手ぬぐいの魅力としてお楽しみください。
●また、ご使用のモニターによって実際の明るさや色と多少異なって見える場合がございます。ご了承ください。
●商品の仕様・梱包は予告なく改良・変更になる場合がございます。予めご了承ください。